三月と聞けば、ももの節句、ひな祭りと、春はもうそこまで来ていて、心なしか吹く風も温かく感じます。
卒業式が各大学、学校で行われ、蛍の光の歌も聞こえる頃です。本会も新しく大学を卒業し、夢を抱いて希望の職場につかれる栄養士たちに、是非私たちと仲間になっていただきたいと、首を長くして待っています。
また、この時期は、次年度の事業計画および予算編成時期でもあります、そして今年度の事業が終了するとともに、事業報告及び決算賞の作成に追われます。公益社団法人となって4年が過ぎようとしていますが、正会員・賛助会員の皆様の貴重なご意見やアドバイスをいただきながら、できるだけ会員の皆様の希望に添えるよう、役員をはじめ事務局職員も、みんなで本会の運営に頑張っています。
さて、昨年まで順調に伸びていた会員数が、今年度はマイナス25名となり減少しました。日本栄養士会から毎年感謝状をいただいていたのですが、新卒業者の入会者が例年より少なかったこと、定年退職された方が退会されたことが会員減の要因と考えられます。そこで、会員の皆さにお願いがあります。皆さんの周りにいる管理栄養士・栄養士の方に、声掛けしていただき、一人でも会員を増やし、仕事で困っている仲間をなくしていくため、各職域や地域での勧誘をお願いしたいと思います。
平成26年度に始まりました生涯教育制度も、来年は認定管理栄養士・栄養士試験を受けられるよう、平成28年度で基本(必須)はすべて単位が取れるよう計画しています。しっかり研鑽を積み、管理栄養士・栄養士の資質向上を図っていきたいと考えています。
そして、ますます進行する少子高齢化になり、人口の減少とともに、高齢者割合数が増加し、私たちを取り巻く社会環境も急激に変化していくと思われます。この変化についていける管理栄養士・栄養士となって、県民の健康づくりを支援していきたいと思います。
まずは皆さん自身の健康が一番です。健康があってこそ仕事ができ、仲間ができ、夢が実現するのですから。
栄養・運動・休養のバランスをとって毎日を元気に過ごしましょう!