日時:令和5年7月30日
場所:仏生山交流センター
講義「摂食嚥下学会分類2021の理解」33名
講義・演習「SOAP記録のポイント」32名
学会分類2021の解説文の具体的な説明に加え、実際に試食した食品について、嚥下ピラミッドにプロットし、さらに解説いただきながら理解を深めていく、という内容でした。具体的な説明を聞くことで嚥下調整食には該当しない食形態との違いも理解できました。
「SOAP記録のポイント」は、グループワークで多くの事例を記録する経験を通して、患者や対象者への向き合い方、アセスメントのとり方と重要性、他職種との連携携が重要であることに気づくことができました。

香川県地域包括ケアシステム学会第5回学術集会で事例発表をしました。
日時:令和4年12月18日(日)9:30~16:30
場所:レグザム小ホール棟5階 多目的大会議室
発表内容:演題「在宅復帰への栄養改善指導」
在宅復帰できた事例を紹介しました。管理栄養士の業務の現状と課題、将来の展望を述べました。今後も高齢者のニーズを把握して、楽しく食べて生きられるように支援していきたいと思いました。

栄養ケアマネジメントスキルアップ研修会を開催しました
開催日
令和4年10月22日13:00~16:45 参加人数5名
令和4年12月17日13:00~16:45 参加人数3名
講演内容
・「介護保険施設での管理栄養士の役割」
講師:(公社)日本栄養士会福祉職域担当理事 加藤すみ子
・「栄養マネジメント加算の基礎~様式に記入してみましょう①~」
講師:(公社)日本栄養士会福祉職域事業推進委員会委員 石村敦志
・「栄養マネジメント加算の基礎~様式に記入してみましょう②~」
講師:(公社)日本栄養士会福祉職域事業推進委員会委員 元家玲子
・質疑応答
参加者の皆さんから今回の研修の質問だけでなく、普段業務の中で感じる疑問や不安な部分を解決できた。集合形式での研修を開催したが参加者が少ないのが残念だった。新人だけでなく先輩との情報交換があればよかった。
令和4年度第4回の生涯教育研修会を実施しました。
日時:令和4年11月26日(土)10時~16時10分
場所:高松市仏生山交流センター
参加者:香川県栄養士会 会員〈午前22名(オンデマンド配信25名)、午後26名〉
内容:
講演1(演題)「給食運営の現状と課題~栄養管理と経営管理の両立を目指して~」
講師 女子栄養大学 栄養学部長 石田 裕美先生

講演2(演題) 「リハ栄養ケアプロセスの実践」
講師 香川医療生活協同組合 高松協同病院 教育研修部 科長 嶋田 陽一先生

講演3(演題) 「栄養ケアプロセスの実践と講習」
講師 香川医療生活協同組合 高松協同病院
管理栄養士 リハ栄養指導士 岡野 幸代先生

感想:
石田先生の講演では給食運営に関わる「栄養」と「経営」について、給食管理の基礎的な内容や現場で求められているマネジメントの考え方、栄養士として理解しておくべき専門的な知識など、事例を参考にしながら具体的にご講義いただきました。
参加者からは「給食の現状がよくわかった」、「献立作成時に8訂の成分表を用いた時の留意点についてお聞きできて良かった」、「持続可能な給食運営のために自分の考え方や、知識を更新していかなければいけないと感じました」といった感想がありました。
栄養業務の知識更新のためにも、生涯教育を受講しなければと思いました。
嶋田先生の講演では「リハ栄養」という観点から「食べること」に関する直接的・間接的な関わり方について、摂食・嚥下等の専門的な知識や組織全体での連携の状況など、栄養士以外のスタッフも含めた医療現場全体における専門的な対応や考え方を学ぶことができました。
参加者からは、「理学療法士(セラピスト)からの視点が分かった」、「セラピストの立場から栄養ケアプロセスの話をしていただき、参考になった」等の感想がありました。
岡野先生の講演では「栄養ケアプロセス」という考え方における流れ(評価→計画→モニタリング)や各段階における対応の手法(スクリーニング、アセスメント、指導等)について、事例や経験などの具体的な内容に基づいた講義や演習をしていただきました。
参加者からは、「患者をよく観察する大切さを認識できた」、「リハ栄養がとてもやりがいのあることがよくわかった」等の感想がありました。
令和4年10月1日に在宅訪問栄養士研修会を開催しました。
県内では訪問できる管理栄養士の養成が課題となっており、高知県で実際に訪問をされている黒石先生に実情と関わり方について症例と合わせて講演いただきました。参加者には医療、福祉、地域活動、行政と幅広い分野の方がおられ、グループワークでは栄養アセスメントのやり方やプランの立て方が普段行なっているものと違い、勉強になったと満足度の高いものになりました。
午後からは歯科医師の立場から綾野先生に摂食・嚥下について構造と機能について講演いただき、「これまで教科書で習った程度の知識しかなかったが大変わかりやすかった」、「次回には小児分野についても講演いただきたい」と満足度の高い研修になりました。
