『高松市と高松市医師会における在宅医療・介護連携推進事業の現状について』

講師 香川県地域包括ケアシステム学会地域包括ケア部会部会長

吉澤 潔氏

地域包括ケアシステムにおける在宅医療の役割、多職種連携の重要性、そして栄養士の専門性について、医師の立場の考えからご講演いただきました。

在宅医療の課題や今後の方向性を知ることができ、在宅訪問栄養士としてどのように貢献できるか、考える良い機会になりました。また、高松市における実践的な取り組みや先進的な事例の紹介は、参加者にとって刺激になり、今後の活動へのモチベーション向上につながったことと思います。

吉澤潔氏

吉澤潔氏(2)

 

 

 

 

 

 

 

 

『在宅訪問栄養指導の制度と実際について』

講師 機能強化型認定栄養ケア・ステーション

訪問栄養サポートセンター仙台在宅訪問管理栄養士

塩野崎 淳子氏

在宅訪問栄養指導の必要性、管理栄養士の役割、具体的な指導方法、多職種連携の重要性についてご講演をいただきました。

在宅における栄養ケアは、病院や施設とは異なる多くの課題を抱えており、患者の生活環境や家族構成、価値観など、様々な要因を考慮する必要があり、画一的な指導ではなく、個別の状況に応じた柔軟な対応が求められることがわかりました。また、多職種連携においては、各職種の専門性を尊重し、情報の共有を密に行うことで、患者のQOL向上に貢献できることを再認識しました。塩野崎先生の豊富な経験に基づいた講義は、非常に具体的かつ実践的であり、今後活動していく上で大きな力となると感じました。

塩野崎先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演『慢性呼吸器疾患における呼吸リハビリテーションと栄養管理』

講師 KKR高松病院 リハビリテーションセンター 理学療法士

宮崎 慎二郎氏

呼吸器疾患患者の栄養管理における重要性、リハビリテーションとの連携、栄養評価の実際、多職種連携の必要性をご講演いただきました。

特に印象的だった点は、栄養管理とリハビリテーションの相乗効果や、多職種が連携することで得られる対象者に対する相乗効果の重要性です。対象者の栄養状態を改善するためには、単に食事指導を行うだけではなく、運動療法と組み合わせ、生活状況を考慮した包括的なアプローチが不可欠であるという事がわかりました。対象者が自身の状態や栄養管理の重要性を理解し、積極的に取り組めるように、栄養士として、より丁寧な説明とモチベーションを向上させる支援が必要であると強く感じました。

 

参加した方からの感想では、「制度についての理解が深まった」「具体的な事例も多く聞けたことで自分ならどこに関わって行けるかを考えるいい機会になった」「栄養も大切なことをリハ職の目線で説明していただき、これからどのように関わればいいのかよくわかりました」といった声が聞かれました。

宮崎先生

会場

 

 

 

 


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