令和4年度第4回の生涯教育研修会を実施しました。

 

日時:令和4年11月26日(土)10時~16時10分

場所:高松市仏生山交流センター

参加者:香川県栄養士会 会員〈午前22名(オンデマンド配信25名)、午後26名〉

 

内容:

講演1(演題)「給食運営の現状と課題~栄養管理と経営管理の両立を目指して~」

講師 女子栄養大学 栄養学部長 石田 裕美先生

 

講演2(演題) 「リハ栄養ケアプロセスの実践」

講師 香川医療生活協同組合 高松協同病院 教育研修部 科長 嶋田 陽一先生

 

講演3(演題) 「栄養ケアプロセスの実践と講習」

講師 香川医療生活協同組合 高松協同病院

管理栄養士 リハ栄養指導士 岡野 幸代先生

 

感想:

石田先生の講演では給食運営に関わる「栄養」と「経営」について、給食管理の基礎的な内容や現場で求められているマネジメントの考え方、栄養士として理解しておくべき専門的な知識など、事例を参考にしながら具体的にご講義いただきました。

参加者からは「給食の現状がよくわかった」、「献立作成時に8訂の成分表を用いた時の留意点についてお聞きできて良かった」、「持続可能な給食運営のために自分の考え方や、知識を更新していかなければいけないと感じました」といった感想がありました。

栄養業務の知識更新のためにも、生涯教育を受講しなければと思いました。

 

 

嶋田先生の講演では「リハ栄養」という観点から「食べること」に関する直接的・間接的な関わり方について、摂食・嚥下等の専門的な知識や組織全体での連携の状況など、栄養士以外のスタッフも含めた医療現場全体における専門的な対応や考え方を学ぶことができました。

参加者からは、「理学療法士(セラピスト)からの視点が分かった」、「セラピストの立場から栄養ケアプロセスの話をしていただき、参考になった」等の感想がありました。

 

岡野先生の講演では「栄養ケアプロセス」という考え方における流れ(評価→計画→モニタリング)や各段階における対応の手法(スクリーニング、アセスメント、指導等)について、事例や経験などの具体的な内容に基づいた講義や演習をしていただきました。

参加者からは、「患者をよく観察する大切さを認識できた」、「リハ栄養がとてもやりがいのあることがよくわかった」等の感想がありました。


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