日時:平成31年4月5日(金)9時30分~10時30分 マルヨシセンター太田店
日時:平成31年4月6日(土)9時30分~10時30分 マルヨシセンター飯山店
マルヨシセンター太田店・飯山店にてクッキングスタジオを行いました。
GI値を考えるメニューで、リンゴ酢を使った散らし寿司、オリーブオイルのサラダ、みりんでケーキの三品をご紹介しました。
GI値を急激にあげないためには、GI値の高い食品を食べないことだけでなく、食べる順番や食べる組み合わせが大事であることをお話ししました。
食べる順番は、野菜や海藻類などの食物繊維を含むもの、肉・魚等のタンパク質最後に米やパン等の炭水化物を食べることで、血糖が急激に上がるのを防いでくれること。
食べる組み合わせとして、酢などの酸味のあるもの、油、食物繊維を一緒にとるとGI値の上昇が抑えられることをお伝えしました。
砂糖はGI値が高いので、甘みをだすために本みりんを使用してメニューを作成していること、寿司はリンゴ酢を使用し、リンゴの風味を出すこと、具材にはみりんを使用し、そこで甘みをいれることで砂糖を使用していないことが工夫点であることをご説明しました。
寿司は野菜や食物繊維を含むものを具材に使用し、市販の寿司よりは甘みは少ないですが、リンゴ酢の風味がありさっぱりと食べられること、具材を少し大きくして噛む回数を増やすことで、ゆっくり消化することで、血糖の上昇も抑えられることも伝えました。
参加者の方からは、さっぱりとしていて食べやすいと言っていただきました。
リンゴ酢を使用する理由はと聞かれたので、砂糖を控えているのでリンゴ酢のフルーティーな風味があることで食べやすくしていることをお伝えしました。
リンゴ酢が余ったら、水やお湯で割ってはちみつを入れてリンゴ酢ドリンクもできることもあわせてお伝えしました。
サラダはオリーブオイルと塩のシンプルなものと、マヨネーズ、ケチャップ、ヨーグルトを使用するオーロラソースのご紹介をしました。
オーロラソースはヨーグルトを入れたことがなかったので、大人はこちらの方が食べやすいと言っていただきました。
オリーブオイルはGI値は低いですが、カロリーは油で高いので、取り過ぎには注意が必要であることもあわせて伝えました。
オリーブオイルは何にでもかけて大丈夫ですか?と聞かれたので、エキストラバージンオイルはそのまま食べるように作られたもので、その記入がないものは加熱用のため、炒めるときに使用になることをお伝えし、金額的には加熱用の方が手ごろであることを伝えました。
みりんでケーキは、小麦粉とおからパウダーを使用、砂糖の代わりにみりんを使用することでGI値を抑えることをご紹介しました。
みりんを入れることで少し焦げやすくなるので注意すること、おからパウダーはおからを乾燥させて作ったもので、日持ちもして、ケーキ類に入れる以外にも、味噌汁の中やサラダの上にそのままふりかけることもできることをお伝えすると、とても便利なため、使用したいという方がいらっしゃいました。
GI値が低い食品=カロリーが低いものでないこと、血糖が急激に上がらないようにするためには、朝食抜きにならないよう、3食しっかりとること、朝ごはんに低GI値のものを摂取すると、お昼ごはんの血糖上昇にも効果があることを最後にお伝えしました。
左:鶏肉のホイル焼き 右:根菜とリンゴのすりおろし煮 |