卵は、ひと昔前まで貴重な食べ物とされ、食卓に並ぶ機会はあまり多くありませんでした。
今では「物価の優等生」といわれるほど安定し、手に入りやすい食材です。
今回は、年代を問わず、親しまれているおかずの定番「卵焼き」の楽しみ方をご紹介します。
「だし巻き卵」は、溶き卵にだし汁を加えて厚みのある長方形に焼き上げます。だし汁の代わりに牛乳を加えると、コクが出てうまみが増し、だし汁を準備する手間も省けます。だしを使わず、卵焼きの中心にウナギのかば焼きを巻くと「う巻き」になります。
ハムやカニかまぼこを加えてもおいしくいただけます。
塩・こしょう以外に、カレー粉でカレー風味にしたり、ふりかけを混ぜてお好みの味にすることも。
耐熱性の容器(アルミカップなど)に溶き卵と具を入れ、オーブントースターで簡単に焼くこともできます。
具と味付け、焼き方を変えれば、自分好みの卵焼きに。いろんな食材を巻き込むことで見た目や味だけでなく、栄養バランスもアップします。
行楽シーズンです。オリジナル卵焼きで、お弁当を彩りませんか。
2人分 | |
卵(M) | 2個 |
ホウレン草 | 40g |
スライスチーズ | 2 枚 |
塩・こしょう | 少々 |
サラダ油 | 適宜 |
- ホウレン草はゆでて水にさらして軽く絞り、塩少々で味付けする。
- 卵も塩・こしょうで味付けし、よくかき混ぜる。
- フライパンに油をひき卵液を1/3 量を流し込み、軽く火が通ったら火を止め、ホウレン草とチーズを乗せ、端から巻く。
- 巻き終わったら同じ要領で卵を流し焼いて巻く。
●一人分の栄養価
エネルギー | 137kcal | タンパク質 | 10.3g | 塩分 | 0.6g |