医療部福祉部合同研修会を開催しました。
日時:令和6年8月24日
講演
「嚥下調整食の栄養不足とその対応策」 講師 ニュートリー(株)中村悠乃氏
情報提供
「他県の食形態連携の取り組み」 講師 ニュートリー(株)松永氏
令和6年度診療報酬改定は医療福祉介護同時改定となり、
低栄養への早期介入のための的確な栄養スクリーニングおよびGLIM基準を用いた低栄養診断が標準栄養管理となりました。
また、医療福祉在宅間での継続した栄養管理も重要事項であり、
栄養情報提供書には日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類のコード表記を記載することとなっています。
医療部福祉部では今年度、これらについての学びを深めるために2回の研修会を計画し、8月24日に第1回医療部福祉部合同研修会を行いました。
ニュートリー株式会社嚥下チームの中村氏の講演では、
GLIM基準を用いた正確な低栄養診断方法および必要栄養量充足が困難となりやすい嚥下調整食についての対応策について知ることができました。
また、他県のマップ作製の取り組みについて同社松永氏より情報提供いただき、香川県食形態マップ連携の推進のためにたいへん参考となりました。
グループワークでは栄養情報提供書、各施設の食形態、栄養スクリニーングツール等について活発な意見交換が行われ、「栄養士間の顔の見える関係づくり」ができました。
第2回研修会は12月14日に開催されます。
医療福祉部だけでなく、多くの職域間での情報交換、仲間づくりを行いたいと考えています。