令和5年度在宅訪問栄養士研修会(第3回の生涯教育研修会)を実施しました。
日時:令和5年11月12日(日) 10:30~16:10
場所:仏生山交流センター
参加者〈午前:58名(会場27名、オンデマンド31名)、午後:46名(会場のみ)〉
〇講演(演題)「生活を支える医療を目指して-栄養士に伝えたい義歯の事・口腔機能の事-」
講師 医療法人社団駿陽花しもむら歯科医院 理事長 下村 隼人 氏
内容:歯の大切なこと、噛むことの大切さ、歯科受診の定期受診が大切なこと、口腔機能についての知識と、今後の方向性についても説明をしていただきました。参加された方の感想では、「現場に持ち帰って、共有したいことばかりでとても参加してよかったです」、「今まで嚥下障害や歯の不調を独立した個別の問題として捉えていましたが、すべて巧妙に連動しているという事が面白く、気付きを得られました」、「もう一度具体的な事例を含めお話を伺いたいと思いました」といった声が聞かれました。
〇講演 (演題)「2025年問題を前に、もう一度「地域包括ケアシステム構築」を整理しよう香川県における地域包括ケアシステムの1例」
講師 香川県地域包括ケアシステム推進委員会 前田 匡史 氏
内容:団塊の世代75歳を迎える2025年問題を目前に控え、「地域包括ケアシステムの構築」について考える機会となりました。また地域包括ケアシステム学会で作成した「通いの場支援マニュアル(食事編)」を通じて多職種連携の強みを紹介していただきました。参加された方の感想では、「在宅訪問には他職種連携が必要で、その中でも管理栄養士の役割(進出)が必須だと痛感した」、「地域包括ケアシステムについてのしくみがわかりました」、「地域包括ケアシステムについてのしくみがわかりました」といった声が聞かれました。
〇演習 (演題) 「香川県地域包括ケアシステムにおける栄養士の役割「通いの場支援マニュアル(食事編)」の活用」
講師 高松協同病院 リハ栄養指導士 岡野 幸代 氏
内容:香川県地域包括ケアシステム学会で作成した「通いの場支援マニュアル(食事編)」を実際に参加者の前で実演し、地域在住者への集団栄養指導のスキルを身につけることを目的に講義があったのち、グループで分かれてそれぞれの意見を話合いました。参加された方の感想では、「前向きな取り組みがよいと思いました」、「具体的な内容でした」、「分かりやすい講演でした。グループで分かれてそれぞれの意見、視点、とても勉強になりました」といった声が聞かれました。
ランチョンセミナー 四国明治株式会社