令和4年度第1回の生涯教育研修会を実施しました。

今年度から新しく高松市仏生山町に3月に出来た「高松市仏生山交流センター」で初めて生涯教育研修会を開催しました。高松駅からは少し離れてしまいますが、駐車場も完備していることや琴電仏生山駅からもすぐであり、新しい施設ですのでこれからも多くの会員さまに足を運んでいただければと思います。

また今回から初めて、会場での聴講以外に当日会場へ来られなかった会員のためにオンデマンドでの配信を後日行いました。

 

日時:令和4年7月16日(土)

 

場所:高松市仏生山交流センター

 

対象:香川県栄養士会 会員他

 

内容: あいさつ        香川県栄養士会会長 三野安意子

オリエンテーション   学術部長  垣渕 直子

講演1「食事摂取基準による栄養管理・給食管理~特定給食施設等における食事計画~」

講師 大阪公立大学生活科学部食栄養学科

教授 由田 克士 先生

講演2「栄養士の活動におけるICT活用に関する検討」

講師  香川短期大学経営情報科 講師 岩倉 洋平 先生

講演3「高齢者の栄養管理~高齢者特有の諸問題を考慮した低栄養、サルコペニア・フレイルへのアプローチ~」

講師  香川県厚生連滝宮総合病院

脳神経外科 部長  河内 雅章 先生

 

感想:由田先生には「科学的根拠が必要ではあるが、あくまでも目の前にいる喫食者の状態を評価することの大切さを再認識し、栄養素の数値に振り回されず目安と考えること、また、栄養素の幅をうまく利用しながらおいしいごはんを作ることをしっかり今後は考えてほしい」などの意見がありました。また岩倉先生には「経営と栄養士の仕事が本当にリンクしていて、聞いていて驚いた」や「ICTを活用することで、今より効果的に業務が進められる」などの意見もありました。河内先生には昨年度に引き続いて2度目の講演をお願いしました。「私たち栄養士にとっては栄養のみに目が行きがちではあるが、栄養のみでなく運動や口腔機能も大切であることを改めて知ることができた」また「多職種で情報共有しながら協働していくことや地域全体で高齢者を支えていく環境づくりが大切である」という意見もありました。

由田先生      


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