栢下教授

4月25日(土)に平成27年度第1回(公社)香川県栄養士会医療部研修会「嚥下障害者の分類・適応・注意点」を行いました。

嚥下障害を有する高齢者の栄養管理についての第一人者のひとりである栢下(かやした)教授をお招きして、嚥下機能の低下に伴う栄養障害の概要と、嚥下調整食の標準化の必要性、さらに嚥下障害者の分類、適応、注意点を「嚥下調整食学会分類2013」の解説を加えながら講義いただきました。

医療職域のみならず、高齢者福祉施設他、複数の職域から多数の参加があり、会場からは熱心な質問もあり、充実した研修会となりました。

栢下教授

栢下教授

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香川県民公開講座

香川県民公開講座演題:高齢社会と“食力”を考える
講師:藤田保健大学衛生大学医学部外科・緩和ケア講座教授 東口高志 先生
日時:平成27年5月24日(日)
14:50~16:20
(受付14:20~)
会場:香川県社会福祉総合センター
7階大会議場
高松市番町1丁目10-35
TEL 087-835-3182
参加費:無料(定員先着190名)

*栄養士会会員は生涯教育の1単位に
なります。
お申し込み方法:申込書に参加者氏名、住所、連絡先(電話・FAX番号)を明記して、香川県栄養士会事務局へFAXまたは郵送にてお送りください。
申込受付後、参加券はお送りいたしませんので、当日、会場にお越しください。

申込締切5月20日(水)
申込用紙:Wordファイル

<日時>
平成27年5月24日(日)10:00~16:20

<会場>
香川県社会福祉総合センター7階
大会議室:総会・研修会
第1・第2中会議室:賛助会員展示会場
高松市番町1丁目10番35号  Tel 087-835-3334

<日程>
09:45~10:00  受付
10:00~10:25  開会の辞
           会長挨拶
           来賓祝辞
           表彰

10:25~11:25  総会
12:00~13:00  昼食・休憩
(賛助会員展示は11:00~15:00まで)

13:10~14:40  研修会
 座長:公益社団法人香川県栄養士会会長 三野 安意子
 演題:「同僚、他職種とのコミュニケーションのあり方」
 講師:SZE代表 高橋尚也 先生

14:50~16:20  県民公開講座
 座長:香川大学医学部臨床栄養部副部長 藤井 映子
 演題:「高齢社会と“食力”を考える」
 講師:藤田保健大学衛生大学医学部外科・緩和ケア講座教授
    東口高志 先生

16:20~  閉会の辞

災害支援ボランティア募集中です。

参加ご希望の方は、「災害支援ボランティア登録申込書」にご記入の上、お申込みください。

「管理栄養士・栄養士になるあなたへ」最新版を掲載しました。 (日本栄養士会への外部リンク)

○経口維持加算の見直し

現行のスクリーニング手法別の評価区分を廃止し、多職種による食事の観察(ミールラウンド)やカンファレンス等の取組のプロセス及び咀嚼能力等の口腔機能を踏まえた経口維持のための支援を評価。

(今までは造影撮影又は内視鏡検査が必要でしたが水飲みテスト、頸部聴診法等により誤嚥が認められる場合に算定できるようになりました。また、療養食加算と経口維持加算又は経口移行加算との併算定が可能となりました。)

参考資料

ワムネット

全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料(平成27年3月2日、3日開催)

http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/gyoseiShiryou/kaigohoken/kokychiSeishourei_kachouKaigiShiryou/kokuchiSeishourei006/20150305_03.html

 

全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議 別冊資料(介護報酬改定)

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000076613.html

 

〔分割版〕平成27年度介護報酬改定の概要(案) 1(PDF:29,006KB)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000076699.pdf

 

3.指定施設サービス等に要する費用の額の算定に関する基準(PDF:10,236KB)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000076574.pdf

(p229)

 

17.栄養マネジメント加算及び経口移行加算等に関する事務処理手順例及び様式例の提示について(PDF:443KB)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000076612.pdf

災害時栄養・食生活マニュアルはこちらからPDFでご確認ください。

2015世界保健デーを記念して第36回健康づくり提唱のつどいを開催します。

平成25年「国民健康・栄養調査」の結果が発表になりました。

詳しくは厚生労働省「平成25年「国民健康・栄養調査」の結果」に掲載されていますのでご確認ください。


普段の食事の中で、自然にかむ回数が増えるポイントを紹介しましょう。

まず食材は大きめに切りましょう。野菜は乱切りに、肉は薄切りよりも厚切りのものを選ぶのがおすすめです。

調理方法ですが、野菜はゆでると軟らかくなりますが、肉や魚は加熱時間が短いと硬く、煮込むと軟らかくなります。
食品の水分が少ない方がかみごたえがあるので、揚げたり、焼いたりするとかみごたえが増します。

例えば、魚は刺し身で食べるより焼き魚、さらに唐揚げにした方がしっかりかめます。
また、料理には何種類かの食材を組み合わせた方が、口当たりや味の違いを感じ取ろうとするため、かむ回数が多くなります。単品の煮物よりも筑前煮のような具だくさんなものに、お浸しもホウレンソウと小松菜や三つ葉などを組み合わせてみましょう。

薄味にするのもポイントです。素材の持ち味を味わおうとするために、よくかむようになります。唾液と食品が十分に混ざり合うことで、味を感じやすくなるのです。
食事中の汁物以外の水分は、食事をよくかまずに流し込み、唾液の分泌を妨げることにもなるので控えめにしましょう。

2人分
生サケ 2切
小さじ1/4
こしょう 少々
小さじ1
レモン汁 大さじ1/2
パセリ 小さじ1
かたくり粉 小さじ2
小麦粉 小さじ2
揚げ油 適量
  1. サケは一口大に切り、塩、こしょう、酒、レモン汁をまぶして、30分ほどおく。
  2. ①にみじん切りにしたパセリを加える。
  3. かたくり粉と小麦粉を混ぜ合わせたものをまぶし、中温の油で揚げる。
  4. 皿に盛り、キャベツの千切りやプチトマトなどを添える。

一人分の栄養価

エネルギー 194kcal タンパク質 18.3g 塩分 0.8g