西讃地区では、令和7年9月~11月に次のイベントに参加し、西讃保健福祉事務所の方々と共に、健康機器測定(体脂肪測定、ベジメータ測定、握力測定)、栄養相談などの食育普及イベントをおこないました。

◎高瀬高校文化祭:令和7年9月6日

健康機器測定には延べ93名、栄養相談には20名が来られました。
今年初めての実施でしたが、たくさんの方に参加していただき、大盛況でした。イベントでは、測定結果に基づいた栄養相談を行うことでご自身の健康や食生活を振り返る良い機会になりました。

◎観音寺総合高校文化祭:令和7年9月6日

健康機器測定には延べ216名、栄養相談には37名が来られました。
今年もたくさんの方に参加していただき、始終賑わっていました。測定結果に基づいた栄養相談を行うことでご自身の食生活や健康を見直す良いきっかけとなりました。

◎ハローズ食育イベント:令和7年10月1日

健康機器測定には延べ56名、栄養相談には8名が来られました。
ハローズ大野原店にご協力を頂き、来店客を対象に実施しました。来店客は買い物を目的に来ているため、声かけしても断られることが多かったですが、他の参加者が測定中に声をかけることで測定しに来てくれる方が増えました。様々な測定や栄養相談を行うことで、参加者にとって自分の健康や食生活を振り返る機会になりました。

◎JAふれあいまつり in 観音寺2025:令和7年11月8日

健康機器測定には延べ331名、栄養相談には28名が来られました。
家族連れの参加者も多く、お子様の野菜摂取量を測定し結果を数値化することで、家族みんなで野菜の摂取量について考える良い機会となりました。

◎四国学院大学香川西高等学校「健康まつり」:令和7年11月11日

健康機器測定には延べ107名、栄養相談には55名が来られました。
10代や20代前半の方も積極的に測定しに来てくれ、自身の健康状態に興味を持ってくれていることが嬉しかったです。
栄養相談では現在のお食事での困りごとだけでなく、測定結果に基づく助言を行うことができ、自身の食生活への気づきや見直しを行うきっかけになりました。

丸亀市地域包括支援センターからの依頼を受け、市民の方を対象に、「バランス良く食べて健康に」というテーマでお話しました。

①8月26日飯山福祉センター(参加者 63名)

②11月21日ひまわりセンター(参加者 30名)

③11月25日飯山福祉センター(参加者 27名)

参加者は、理学療法士による運動教室に参加された後、食事の話の方にも参加されました。

3大栄養素、ミネラル・ビタミン・食物繊維の働きの話を交え、主食・主菜・副菜を揃えバランスよく食べることが大切であることをお話ししました。

高齢者においては、特に朝食が大切なこと、たんぱく質を忘れないことが重要であることをお伝えしました。

熱心な方が多く、サルコペニアのスクリーニングの話では、実際にズボンの裾を上げてふくらはぎ周囲長を測る様子も見られました。

講演後の質問には、アミノ酸とは何か、麹等の発酵食品について、塩分について等があり、健康についての関心が高いと感じました。

他にも、ご自身の朝食のことや、色々な食材についての質問をしに来てくださった方もおられ、市の担当の方も交えて話ができ、有意義な時間となりました。

令和7年11月22日に常盤町商店街(TREMP)で、「たかまつ元気DAY!2025」に参加しました。

商店街を周遊しながら各ブースを周り、健康や運動に関する体験を楽しむイベントに栄養士会として血管推定年齢測定と栄養相談を行いました。血管推定年齢測定に関心が高く、延べ228名の参加がありました。家族づれや高齢者が多く、運動や栄養に興味を持ち重要性を感じていました。

たかまつ元気1たかまつ元気2

とらまる人形劇カーニバル2025に参加しました。

日時:令和7年 10月25・26日(土・日)10時~16時

内容:豆運びゲーム、花当てゲーム、握力測定、など

 

豆運びゲームは年齢を問わず大人気で、時間内にいくつ豆を運べるか挑戦していました。

意外と豆をつかむのが難しく、お箸の正しい持ち方の必要性に気づいてもらうことができました。

また握力測定も幅広い年代に人気があり、筋力低下に気付き予防するために、バランスよく食事をすることが大切であることに気づいてもらうきっかけになりました。

少人数と時間があまりないこと、幼稚園側の希望もあり、エプロンシアターとお箸の持ち方をさせていただきました。

徐々に園児も慣れて、私たちのエプロンシアターにはじめは恥ずかしそうでしたが、元気体操、小腸の長さをのばす子ども達の参加する場面にも参加してくれ、楽しんでくれました。

少しおとなしい子どもたちの時は子どもたちの参加する場面をやさしく勧め、少し多めにすることも大切だと感じました。

私たちの食育活動が子ども達の食育に少しでも役に立てば嬉しいです。

  

香川県栄養士会令和7年度第3回生涯教育研修会の案内です。

1 日時

令和7年11月9日(日) 10:30~16:10

 

2 場所

仏生山交流センター(ふらっと仏生山)

( 高松市仏生山町甲218番地1  TEL 087-889-6555 )

ホーム

 

3 内容および日程

〇10:30 ~ 12:00 実務 R,KS,K,P,T,FS23-104 講義 1単位

「動脈硬化性疾患予防のための包括的リスク評価と治療介入」

講師 地方独立行政法人りんくう総合医療センター 循環器内科 増田 大作 氏

【内容】

日本人の動脈硬化性疾患の発症リスク因子は従来、高血圧が中心であったが、食生活の欧米化と共に脂質異常が増加し、さらに肥満、カロリー過剰摂取、身体活動の不足などにより耐糖能異常が増加している。すなわち、動脈硬化性疾患のリスク因子は、単一ではなく複数が絡み合って増加し危険性が高まっている。日本動脈硬化学会では動脈硬化性疾患予防ガイドラインを公開し、包括的なリスク評価、包括的な治療介入を提唱しており、生活習慣の改善や適切な治療薬の開始によってイベントの抑制を目指している。今回の講演では、日常生活にも役立つ脂質とリスク管理についてオーバービューを行いたい。

〇12:10 ~ 12:30 ランチョンセミナー

「殺菌液の取り扱い 塩素系殺菌剤【次亜塩素酸ナトリウム】を正しく使いましょう」

講師 オーヤラックス 高松営業所  長川 裕平 氏

【内容】

・塩素系殺菌剤の種類の説明

・殺菌液の作り方

・ノロウイルスなどの感染防止対策

〇13:00 ~ 14:30  実務 G,T,FG 47-101  講義 1単位

 「ICTを活用した効果的な食育について」

講師 武庫川女子大学 教授 藤本勇二 氏

【内容】

多様化する社会の変化の中で、子供たちの置かれている生活環境も様々であり、食育においても個人に寄り添った支援が求められている。学校における食育のICT活用事例をもとに、アンケートの作成や施設間での連携等、目的に応じたICTの使い方を学ぶ。

〇14:40 ~ 16:10  実務 G,KS,P,T,FG 46-111  講義 1単位

 「行動栄養学とはなにか?」

講師 日本人間健康栄養協会 理事長 佐々木 敏 氏

【内容】

「行動栄養学」は人の食行動を中心として栄養を俯瞰し、関連する諸科学を結びつけて人の健康に活かそうとする学問である。栄養士にとってとてもたいせつな考え方であり、基本的な知識といえる。また、すべての人々が栄養健康情報を正しく読み解くうえで重要な考え方を提供している。

 

4 参加費

当日申込み    1単位 1500円(会員) 1単位:3000円(非会員)

オンデマンド申し込み 1単位 2000円(会場参加者以外) 1000円(会場参加者)

オンデマンド申し込みはこちら

https://forms.gle/eFrpkra2VNNw1oS46

 

5 感染症対策について

・マスク着用等感染対策については、各自の判断で行ってください。

・風邪の症状(発熱37.5℃以上、咳、強い倦怠感)等がある方は、ご参加を控えてください。

高松市主催の「食育フェスタ」に香川県栄養士会として参加しました。骨密度測定やベジスコアを測定した方々に対し、測定結果をもとに栄養相談を実施しました。結果説明や質問に対する相談を行ううちに、相談者が普段の食事を振り返り、食生活を見つめ直すきっかけとなったという方も多くいらっしゃいました。

令和7年9月13日(土)

10:00~13:00ヨンデンプラザサンポート料理教室を開催しました。

 

今年の夏は猛暑日も多く、8月過ぎても厳しい暑さの中、体にも大きな負担がかかっています。

テーマは、夏バテ予防に必要な「たんぱく質・ビタミンB1・クエン酸・ビタミンC」の摂取と旬の食材でバランスの取れた簡単で美味しい食事。

献立は(梅の香りご飯、野菜たっぷりのポトフ、きらすまめし、ミックスフルーツの寒天ゼリー)でした。

受講者には、まず今回のテーマに関する健康講話をした後、調理実習を行いました。

受講者の方たちは熱心で食後の質問コーナーではたくさんの質問が出て,健康への関心度に驚いたほどです。

調理実習を通じて健康への関心が高まることを改めて期待し,仲間づくりにも大きく貢献できたと思いました。

楽しい教室となりました。

 

詳しい資料はこちら

TNT Geriatric for Dietitian(高齢者栄養療法)eラーニング講座の閉講についてお知らせがありました。詳しくはこちらをご覧ください。

令和7年8月15日(金)に丸亀市ひまわりセンターで、「ころばんぞう教室」を実施しました。

講演:「バランス良く食べて元気に」
参加者:24名

参加者は、理学療法士の運動教室に参加された後、食事の話にも参加されました。健康度の高い方々の集まりで、「フレイルとは」から始め、サルコペニアのスクリーニングの話では、実際にふくらはぎを測る様子も見られましたが、大丈夫な方々の様でした。

今年の2025Zespri_栄養指導ツール_シニア向けの資料も織り交ぜながらバランス良く食べることやたんぱく質の大切さを中心に話しました。熱心に話を聞いてくださいました。