「たかまつ健康と薬の祭典2025」が高松市立こども未来館(たかまつミライエ)1階で開催され、香川県栄養士会として参加しました。
来場者は未就学児および小学生の親子が多く、野菜釣り堀を楽しんでもらったあと、栄養相談をおこないました。お子さんに釣った野菜の名前を尋ねると、ほぼ全員が知っていて感心しました。
子育て相談事業「教えて!栄養士さん~幼児食講座~」を実施しました。
日時:令和7年10月25日(土)14:00~15:00
場所:さぬきこどもの国こども劇場
対象:幼児期の子どもを持つ保護者とその子ども
内容:困りごと相談とレシピ紹介・試食
保護者の方から今の困りごとなどの様子を聞いた後、レシピ紹介と試食を行いました。レシピ紹介では調理のポイントの他、パンの選び方なども伝えました。試食では今まで食べなかったものも今日は食べたという声がありました。
<今回紹介した幼児食>
・かぼちゃサンド
・じゃこトースト
・野菜スープ
※今回紹介した幼児食レシピはこちらに随時掲載します。
令和7年10月4日(土)に香南アグリーム(農業体験施設)にて、コロナ禍でしばらくできなかった地域活動・企業等研修会調理実習を開催しました。
今回は手作りウインナーと在宅支援に役立つ基本の粥として米から炊く粥、飯から炊く粥(粥ゼリー)、米粉から作る粥ゼリーを作りました。在宅支援に必要な嚥下食の基本を会員同士で学びながら試食し味や風味を確認しました。
手作りウインナーは羊の腸に香辛料とひき肉で作った具材を実際に詰める(ケーシング)体験で日本では大正から行われている手法。添加物なしの食品加工を学びました。
粥は今後、地域活動・企業等の会員も在宅支援での活躍や需要が期待されることから、嚥下調整食学会分類2021等、職域が違うと日頃体験することがない会員にもわかりやすく、実際に取り入れやすい内容で参考になりました。


-150x150.jpg)



日時:令和7年8月24日
場所:香川短期大学
講演(演題) :「行動変容に繋がるコミュニケーション~コーチングを活用した患者支援を学ぼう~」
講師:済生会西条病院 内科部長 金子由梨 氏
金子先生より、コーチングとは、「対話を通じて相手が自分自身の目的を達成することを支援する」ことであると教えていただきました。座る位置、相手の話すテンポやトーンに合わせる、表情や適度なアイコンタクトなど、相手が話しやすいような環境を整えることが大切とのことでした。
また、質問型コミュニケーション、未来型質問の方法、スモールステップ法などの手法についてペアでロールプレイングを行いました。コーチングで相手の内面にある答えや思いを引き出し、目標達成をサポートできるようにしていきたいと思いました。
ランチミーティングでは、香川短期大学食物栄養学科の生徒が考案した適塩ランチをいただきました。すべての料理で塩分が1.9gでしたが、塩昆布やごま油、昆布、干ししいたけの戻し汁を使っており、おいしく、満足できる献立でした。
午後からは、6つの職域(医療、学校健康教育、研究教育、公衆衛生、福祉、地域活動・企業等)の紹介、「職場における課題解決に向けて等」についてワールドCaféスタイルでのグループワークを行いました。
グループワークでは、各グループからグループで出た課題に対して、どのような意見があったか発表がありました。内容として、災害等での備蓄を勤務している職員を含めて、3日分確保していること、食事の形態(きざみ、とろみ等)のことも考えておかゆにしている、個別指導では、他職種の人との連携が必要であること、集団に向けて発表する力を身に付けるには、実践した内容をまとめる力を付け、まずは読み原稿を作成、場数をふんでいくことなどの意見がありました。
各職場では1人職場も多く、普段の業務に役立つ会になったのではないかと思いました。




令和7年度県民公開講座(香川県受託事業)を開催しました。
レクザムホール小ホール棟4階大会議室
令和7年10月26日(日) 13時 ~ 16時10分
オンデマンド配信
令和7年11月14日(金)~11月28日(金)
【講演・講話】
〇講演「糖尿病のはなし」
講師 香川大学医学部 人間社会環境医学講座 衛生学教室
准教授 宮武 信行 氏
〇講話「適材適食~あなたに合った食べものをあなたに合った食べかたで~」
講師 二田哲博クリニック
管理栄養士 小園 亜由美 氏
【参加者へ向けた啓発イベント】
・ベジメータ®を利用した野菜摂取啓発(会場受講者のみ)
・糖化測定・栄養相談(会場受講者のみ)
・令和5年県民健康・栄養調査掲示(会場のみ)による食育クイズ
・フードモデル掲示(野菜・減塩)
【参加人数等】
| 項目 |
人数 |
| 会場受講者 |
71名(申込数:79名) |
| オンデマンド配信受講者 講演「糖尿病のはなし」 |
113名(申込数:129名) |
| オンデマンド配信受講者 講話「適材適食」 |
88名(申込数:129名) |
| ベジチェック体験者数 |
57名 |
| 糖化測定体験者数 |
57名 |
| 栄養相談数 |
23名 |
| アンケート協力数 |
120名(内訳:62名(会場)、
58名(web)) |
参加者数の増加を図ること(少しでも関心をもってもらうこと)を目的に、昨年度に引き続き、講演前に啓発イベントを実施し、オンデマンド配信も実施しました。
合計で延べ189名の方に参加いただき、多くの県民の方に糖尿病発症予防・重症化予防の重要性を伝えることができました。
ご登壇いただいた宮武先生は、糖尿病についてクイズ形式で分かりやすくご講演いただき、基本的なところから参加者自身で考える仕掛けを取り入れてくださった内容でした。
参加者も都度、真剣に考えており、大変興味深く傾聴している様子が印象的でした。
アンケート結果からも、「わかりやすかった」「クイズ形式のような話は分かりやすく身近に感じた」「参考になった」などの感想を多くいただきました。
小園先生は、「食事バランスシート」を活用した食事のバランスについて、郷土の食材を交えながらわかりやすくご講話いただきました。
また、最新の情報も取り入れながらより食生活改善の実践につながる内容で、参加者の理解度はとても高く、「たんぱく質を3食に意識したい」「明日から実践したい」等の感想をいただきました。



令和7年10月2日(木)にサンメッセ香川で香川健康づくり推進セミナーに参加しました。
若い世代から、中高年の働き盛りの人を対象に骨密度測定をしました。健康に気にかけている人が多く、前向きに話を聞いてくださいました。牛乳が飲めない人には、豆乳、スキムミルク、ヨーグルト、緑黄色野菜、海藻類などもしっかり摂るように勧めました。また、運動も大切だということもお話ししました。


令和7年10月5日に瓦町健康ステーションで在宅訪問栄養士研修会を開催しました。
本研修会では、3つの異なる視点から在宅栄養の今と未来を考える講演が行われました。
まず、他県による取り組みとして「2040年問題」という未来予測と国の動向、そしてデータに基づく訪問栄養の現状と課題について学びました。
講演➀「在宅訪問の制度等について」
香川県立保健医療大学 副学長 片山陽子先生
続いて、在宅ケアの対象者を「生活者」として捉え、その人生に寄り添うという、専門職としての根源的な心構えと哲学に深く感銘を受けました。「食支援は生きることを支える行為」という言葉は、私たちの仕事の価値を再認識させてくれました。
講演②「地域へひろがる栄養サポート~期待される訪問管理栄養士~」愛生会山科病院 消化器外科部長 荒金英樹先生
最後に、「障害は環境とのミスマッチ」という考え方、京都発の画期的な事例として、医療・介護の枠を超え、京料理のプロなど異業種とも連携して「食べる喜び」を支える「まちづくり」としての「京介食」の取り組みが紹介され、これまで「支援」と捉えていた活動が、地域全体を豊かにする「まちづくり」に繋がり得るというビジョンに、大きな希望と使命感を感じました。
マクロな視点、専門職としての理念、そして地域での具体的な実践モデルを一日で学ぶことができ、参加者一人ひとりが今後の活動への新たな視点と意欲を得る貴重な機会となりました。
