香川県栄養士会令和7年度第3回生涯教育研修会の案内です。

1 日時

令和7年11月9日(日) 10:30~16:10

 

2 場所

仏生山交流センター(ふらっと仏生山)

( 高松市仏生山町甲218番地1  TEL 087-889-6555 )

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3 内容および日程

〇10:30 ~ 12:00 実務 R,KS,K,P,T,FS23-104 講義 1単位

「動脈硬化性疾患予防のための包括的リスク評価と治療介入」

講師 地方独立行政法人りんくう総合医療センター 循環器内科 増田 大作 氏

【内容】

日本人の動脈硬化性疾患の発症リスク因子は従来、高血圧が中心であったが、食生活の欧米化と共に脂質異常が増加し、さらに肥満、カロリー過剰摂取、身体活動の不足などにより耐糖能異常が増加している。すなわち、動脈硬化性疾患のリスク因子は、単一ではなく複数が絡み合って増加し危険性が高まっている。日本動脈硬化学会では動脈硬化性疾患予防ガイドラインを公開し、包括的なリスク評価、包括的な治療介入を提唱しており、生活習慣の改善や適切な治療薬の開始によってイベントの抑制を目指している。今回の講演では、日常生活にも役立つ脂質とリスク管理についてオーバービューを行いたい。

〇12:10 ~ 12:30 ランチョンセミナー

「殺菌液の取り扱い 塩素系殺菌剤【次亜塩素酸ナトリウム】を正しく使いましょう」

講師 オーヤラックス 高松営業所  長川 裕平 氏

【内容】

・塩素系殺菌剤の種類の説明

・殺菌液の作り方

・ノロウイルスなどの感染防止対策

〇13:00 ~ 14:30  実務 G,T,FG 47-101  講義 1単位

 「ICTを活用した効果的な食育について」

講師 武庫川女子大学 教授 藤本勇二 氏

【内容】

多様化する社会の変化の中で、子供たちの置かれている生活環境も様々であり、食育においても個人に寄り添った支援が求められている。学校における食育のICT活用事例をもとに、アンケートの作成や施設間での連携等、目的に応じたICTの使い方を学ぶ。

〇14:40 ~ 16:10  実務 G,KS,P,T,FG 46-111  講義 1単位

 「行動栄養学とはなにか?」

講師 日本人間健康栄養協会 理事長 佐々木 敏 氏

【内容】

「行動栄養学」は人の食行動を中心として栄養を俯瞰し、関連する諸科学を結びつけて人の健康に活かそうとする学問である。栄養士にとってとてもたいせつな考え方であり、基本的な知識といえる。また、すべての人々が栄養健康情報を正しく読み解くうえで重要な考え方を提供している。

 

4 参加費

当日申込み    1単位 1500円(会員) 1単位:3000円(非会員)

オンデマンド申し込み 1単位 2000円(会場参加者以外) 1000円(会場参加者)

オンデマンド申し込みはこちら

https://forms.gle/eFrpkra2VNNw1oS46

 

5 感染症対策について

・マスク着用等感染対策については、各自の判断で行ってください。

・風邪の症状(発熱37.5℃以上、咳、強い倦怠感)等がある方は、ご参加を控えてください。

高松市主催の「食育フェスタ」に香川県栄養士会として参加しました。骨密度測定やベジスコアを測定した方々に対し、測定結果をもとに栄養相談を実施しました。結果説明や質問に対する相談を行ううちに、相談者が普段の食事を振り返り、食生活を見つめ直すきっかけとなったという方も多くいらっしゃいました。

令和7年9月13日(土)

10:00~13:00ヨンデンプラザサンポート料理教室を開催しました。

 

今年の夏は猛暑日も多く、8月過ぎても厳しい暑さの中、体にも大きな負担がかかっています。

テーマは、夏バテ予防に必要な「たんぱく質・ビタミンB1・クエン酸・ビタミンC」の摂取と旬の食材でバランスの取れた簡単で美味しい食事。

献立は(梅の香りご飯、野菜たっぷりのポトフ、きらすまめし、ミックスフルーツの寒天ゼリー)でした。

受講者には、まず今回のテーマに関する健康講話をした後、調理実習を行いました。

受講者の方たちは熱心で食後の質問コーナーではたくさんの質問が出て,健康への関心度に驚いたほどです。

調理実習を通じて健康への関心が高まることを改めて期待し,仲間づくりにも大きく貢献できたと思いました。

楽しい教室となりました。

 

詳しい資料はこちら

TNT Geriatric for Dietitian(高齢者栄養療法)eラーニング講座の閉講についてお知らせがありました。詳しくはこちらをご覧ください。

令和7年8月15日(金)に丸亀市ひまわりセンターで、「ころばんぞう教室」を実施しました。

講演:「バランス良く食べて元気に」
参加者:24名

参加者は、理学療法士の運動教室に参加された後、食事の話にも参加されました。健康度の高い方々の集まりで、「フレイルとは」から始め、サルコペニアのスクリーニングの話では、実際にふくらはぎを測る様子も見られましたが、大丈夫な方々の様でした。

今年の2025Zespri_栄養指導ツール_シニア向けの資料も織り交ぜながらバランス良く食べることやたんぱく質の大切さを中心に話しました。熱心に話を聞いてくださいました。

令和7年8月9日(土)、ゆめタウン三豊にて食育イベントを開催しました。

当日は、ベジメータを使った野菜摂取量の測定を実施し、多くの方にご参加いただきました。
参加者の皆さまには、野菜摂取量を「見える化」することで、日々の食生活を見直すきっかけとなったようです。
イベントでは、「野菜をもっと食べて、バランスの良い健康的な食生活で元気に長生きしましょう!」というメッセージを発信。
「楽しく学べた」「自分の食生活を考える良い機会になった」とたいへん好評でした。

今後も、地域の皆さまの健康づくりを応援するイベントを企画してまいります。

令和7年9月5日(金)に三木町立ししの子幼稚園で親子食育活動を実施しました。

エプロンシアター「なんでも食べる元気なゆうちゃん」を親子で見ていただいた後、お箸の持ち方練習を行いました。

最後に「気になる子どもの食習慣」の講話も行いました。

元気でハツラツとしたお子さんばかりで、こちらの質問にも反応を示してくれました。

エプロンプリンター「なんでも食べる元気なゆうちゃん」

日時:令和7年9月19日

場所:坂出市立府中こども園

対象:英語こども園児20名及び保護者14名、教員4名

講演:「気になる子どもの食習慣」について

まず、最初に若い子育て世代の保護者に、今伝えたい「気になる子どもの食習慣」として、大切な乳幼児期の食事や食育を中心に話をさせていただきました。今回来ていただいた保護者の方は幼児期の保護者が多いことに気が付き、もう少し幼児期の話を増やせばよかったと思いました。英語こども園4、5歳児を対象に“何でも食べる元気なゆうちゃん”のエプロンシアターを行いました。遊戯室いっぱいに響く子どもたちの元気な声に励まされ、楽しい行事になりました。その後子どもたちはお箸の持ち方を練習しました。園の先生方にも協力していただき、有意義な時間となりました。

 

令和7年6月20日(金)に社会福祉法人高室福祉会高室保育園で幼児期における食育実践研究事業を実施しました。

祖父母やご夫婦で参加の保護者も見られ、子育てに熱心な家庭が多いように感じました。

講話の時は、うなづいたりしながらしっかりと聞いてくれました。

またアンケートでも伝えたことが伝わっていると感じられたので、家庭でもできることから食育を実践してほしいと思います。

令和7年6月24日(火)に三木町立氷上幼稚園で幼児期における食育実践研究事業を実施しました。

氷上幼稚園では「何でも食べる元気なゆうちゃん」をしました。

子ども達はとても元気で、準備中も廊下からのぞきに来る園児がたえず、園外の来訪者に興味津々の様子でした。

エプロンシアター中にも積極的に参加をしてくれました。演じている私達と、子ども達とのやり取りができ、時間が短く感じました。

小腸の長さを体験してもらう時も、たくさんの園児が手をあげてくださり、参加した園児も見ていた園児もともに小腸の長さに驚いていました。

お箸の使い方では、驚くほど上手な園児もいたり、力の入れ具合がまだまだの園児もいましたが、あせらずにゆっくり正しい持ち方を習得していただいたら良いと思いました。