日時:令和5年6月3日(土)9:30~11:30

場所:香川県社会福祉総合センター 7階 大会議室

内容:1 講義「香川県栄養士会における災害支援体制について」

講師:(公社)香川県栄養士会 危機管理委員長 橋本真澄 氏

   2 講義「香川県災害時保健活動マニュアル~栄養・食生活支援編~について」

講師:香川県中讃保健福祉事務所 健康福祉課長 岸田伸介 氏

   3 講義「大規模災害に備えた対応~初動体制を考える~」

   講師:高知県立大学 健康栄養学部給食経営管理研究室 島田郁子 氏

 香川県栄養士会における災害支援体制や改定された「香川県災害時保健活動マニュアル~栄養・食生活支援編~」について、共有することができました。

また、島田郁子先生からは、自身の経験を踏まえた災害支援活動の実際や高知県栄養士会の災害支援体制等について御講義いただき、今後の方向性を考える上でたいへん参考になりました。

参加者からも、具体的な講演で、災害支援をどのように進めていくか体系的に教えていただきよかった、他人事でなく、実際の有事に備えて、まずは身近なところから準備してきたいなどの声がありました。

日時:令和5年8月20日(日)10:00~15:00

場所:香川短期大学 1講

内容:1 講義「災害支援への取り組み~今後の体制強化に向けて~」

講師:日本栄養士会専務理事 下浦佳之 氏

   2 演習1「災害備蓄食品の紹介・試食」

講師:賛助会員(株式会社 池田商店)

   3 演習2「JDA-DAT号(緊急災害支援車両)を利用した災害支援訓練」

講師:日本栄養士会専務理事 下浦佳之 氏

 午前中の講義では、JDA-DATの具体的な支援活動や日本栄養士会の体制整備、備え等、具体的に、幅広く教えていただき、香川県栄養士会における今後の方向性を考えるうえで大変参考になりました。また、午後からのJDA-DAT号を利用した実際の訓練は、最新のJDA-DAT号の工夫された装備を見て、参加者からは感嘆の声があがり、今後の支援活動にたいへん役立つものでした。

今回、香川県(危機管理課)や賛助会員から災害備蓄食品を提供していただき、下浦氏からもヒートパックの使い方や備蓄のアレンジも教えていただき、演習1も実りのあるものでした。

アンケート結果から、どの講義・演習についても、とても参考になったとの回答がほとんどで、参加者からは、栄養士会がどのような支援に関わるか役割分担がよく分かった、災害支援のイメージができてよかったなどの声がありました。

なすは加熱する前に、ツナ缶の油をなじませておくことで、水分が飛びづらく、色の変色を抑えます。

なすの代わりにピーマンや、かぼちゃの代わりに人参など、いろいろな野菜でも美味しく作ることができます。

(県民公開講座2022「レンチンレシピ」)

 

2人分

 

なす 1本
かぼちゃ 1/16個
ツナ缶 35g
すりおろし生姜 2g
濃口醤油 小さじ2/3強
砂糖 小さじ1

1.なすは縦半分に切り、浅く斜めに切り込みを入れる。

2.  5㎝の長さに切り、1.5cm角のスティック状にし、水にさらす。

3.   かぼちゃはところどころ皮をむき、長さ5㎝、幅2~3㎜の薄切りにする。

4. ボウルになす、かぼちゃ、すりおろし生姜、ツナ缶の油を入れ、電子レンジ600Wで2分30秒加熱し、軽く混ぜ、さらに2分、様子を見ながら加熱する。

5③のボウルに調味料、ツナを入れ混ぜ合わせ、皿に盛りつける。

一人分の栄養価(八訂食品成分表による)

エネルギー 93kcal 食塩 0.5g 野菜使用量 80g

キャベツとピーマンのツナあえ

 

野菜が足りないと感じたときに簡単にできるレシピです。キャベツやピーマン以外のお好みの野菜でもできます。また、市販のカット野菜を使うと手軽にできます。

(県民公開講座2022「レンチンレシピ」)

 

 

 

 

 

2人分
キャベツ葉 1枚程度
ピーマン 3個
ツナ缶 小1個
ポン酢 小さじ4
ごま油 小さじ2
いりごま         小さじ2
  1. キャベツは短冊切りにし、しんの部分は薄く切る。
  2. ピーマンは縦半分に切り種をとり、横向きから太めのせん切りにする。
  3. 耐熱容器にキャベツ、ピーマン、ツナ缶、ポン酢、ごま油を入れ、ふんわりとラップをして、電子レンジ600Wで3分加熱する。
  4. いりごまを加え、全体を混ぜ合わせる。

一人分の栄養価(八訂食品成分表による)

エネルギー 172kcal 塩分 1.2g 野菜使用量  86g

 

鯛とネギの香油蒸し

 

2人分位の料理なら 直径20cm位の鍋または蓋つきのフライパンを使うとよいでしょう。

出し汁で、野菜と魚を煮ます。

最後にゴマ油を熱して回しかけるのがポイントです。

 

(県民公開講座2021「うどんに合レシピ」)

 

 

 

2人分

 

たい50g 2切れ
長ネギ 1本(100g)
人参 30g
だし昆布 5cm×20cn
小さじ1/2
ごま油 大さじ1
  1. だし昆布は水に浸けてだしを取り、1カップ用意する。
  2. 長ネギは 斜めのうす切り、人参は 千切りにする。
  3. 直径20cm位なフライパンまたは鍋に②を敷き、鯛をのせ、①のだしを入れる
  4. ③に塩を振り入れ中火で蓋をて5分位蒸す。
  5. 仕上げによく熱したゴマ油を回しかける。

一人分の栄養価(七訂食品成分表による)

エネルギー 149kcal タンパク質 11.1g 塩分 1.5g

 

白身魚のピーマンカップ

 

包丁でたたくところをフードプロセッサーにかけてもよいです。

電子レンジにかけるところをオーブンで200℃―5~6分焼いてもよいです。

メルルーサの代わりに白身の魚の上身を使うとよいです。

 

(県民公開講座2021「うどんに合レシピ」)

 

 

 

2人分
メルルーサ― 120g
1/2個
小さじ1/4
かたくり粉 大さじ2
ピーマン 2個
青のり 1g
  1. メルルーサは表面をキッチンペーパーで押えて水分を取り、1cm角位に細かく切る。
  2. 包丁でたたき、ペースト状にする.そこに塩・卵・片栗粉を加えてさらにたたく。
  3. ピーマンは 縦半分に切って 種を取り、内側が大きな穴になるようにする。
  4. そこに 片栗粉を 茶こしで振っておく。
  5. ④に②をスプーン又は 絞り出し袋で等分していれ表面をならす。
  6. ふんわりとラップをして 電子レンジ600Wで 3分間かける。

一人分の栄養価(七訂食品成分表による)

エネルギー 105kcal タンパク質 12.4g 塩分 1.0g

 

ハムやきゅうり、玉ねぎなどを入れても美味しくいただけます。

冷蔵庫で一晩冷やすともっちもっちします。

 

(県民公開講座2022「簡単レンチンレシピ」)

 

 

 

 

 

 

 

2人分
かぼちゃ 小1/4個
50 cc
A
マヨネーズ 大さじ2
本からし(チューブ) 小さじ2/3
小さじ1/4
こしょう 少々
  1. かぼちゃは1~1.5㎝にスライスし、耐熱皿にかさならないように並べ、水50㏄を入れラップをし、電子レンジ600wで6分加熱する。
  2. ざるにうち上げ、水切りし、熱いうちにマッシャーでつぶす。
  3. Aの調味料で味付けをする。

一人分の栄養価(八訂食品成分表による)

エネルギー 98kcal 塩分 1.0g 野菜使用量 125g

 

最後に調味料を加えるので焦げる心配がありません。

豚ロース肉なら214kcalです。

(県民公開講座2021「うどんに合うレシピ」)

 

 

 

2人分

豚もも肉 120g
玉ねぎ 100g
濃口醤油 大さじ1/2強
みりん 大さじ1/2強
大さじ1/2強
しょうが 4g
小さじ1/2
  1. 豚肉は食べやすい大きさにきる。玉ねぎは薄切りにする。しょうがはすりおろしておく。
  2. フライパンに油を熱して豚肉と玉ねぎを炒める。豚肉に火が通ったらしょうがと調味料を合わせておいたものを加え全体にからめる。

一人分の栄養価(七訂食品成分表による)

エネルギー 166kcal タンパク質 13.2g 塩分 0.7g

 

豆腐を、肉や魚に、野菜を、旬の野菜にすることで変化に富みます。

オリーブ油をごま油にすると、中華風味になります。Aにとうがらしや生姜、にんにくをきかせると、ワンランクUPです。

 

(県民公開講座2022「簡単レンチンレシピ」)

 

 

 

 

 

 

2人分
絹ごし豆腐 1/4丁
ミニトマト 4個
Aめんつゆ

ストレート

大さじ3
Aオリーブ油 小さじ2
なす 1本
オクラ 4本
  1. 絹ごし豆腐はスプーンでひと口大にする。
  2. ミニトマトは楊枝で数か所穴をあける。
  3. 混ぜ合わせたAに、絹ごし豆腐とミニトマトを浸ける。
  4. なすは楊枝で数か所、穴をあけラップに包み、電子レンジ600Wに2分かけ、冷水にとり、2等分に切る。
  5. オクラはへたをとり、ラップに包み、電子レンジ600Wに50秒かける。
  6. ④のなすと⑤のオクラを③に浸し、味をなじませる。

一人分の栄養価(八訂食品成分表による)

エネルギー 87kcal 食塩 0.9g 野菜使用量 90g

 

野菜を切って卵でとじるだけなので、洗い物が少なく、火も使わないので簡単です。

季節に合わせて金時人参や食べて菜にも変更できるので、アレンジの幅があるのが特徴です。

冷めても美味しいので弁当の一品としてもおススメです。

 

(県民公開講座2022「簡単レンチンレシピ」)

 

2人分
卵(M) 3個
ブロッコリー 1/6株
ほうれん草 1/6束
玉ねぎ 1/6個
人参 1/6本
さつまいも(皮付き) 40g
ミニトマト 2個
エリンギ 40g
ベーコン 10g
顆粒コンソメ 2g
0.3g
こしょう 0.05g
  1. ブロッコリーは水洗いし3㎝ほどの大きさに切り電子レンジ600wで1分加熱する。
  2. ほうれん草は水洗いし、ぬれたままラップをし、電子レンジ600wで1分30秒加熱する。その後、水にさらし2㎝の長さに切る。
  3. 玉ねぎ、人参、さつまいも、エリンギは1㎝角に切り電子レンジ600wで2分加熱する。
  4. 卵を溶き、顆粒コンソメ、塩・こしょうで下味をつける。
  5. 耐熱容器(今回は縦11㎝、横15㎝、高さ5㎝)に1~4を入れ、2㎝の短冊切りにしたベーコンと0.5㎝のスライスに切ったミニトマトも一緒に入れる。
  6. ふんわりとラップをし、電子レンジ600wで3分加熱する。
  7. 全体的に混ぜ直し、さらに電子レンジ600wで1分30秒加熱する。
  8. 半熟の部分があれば30秒ずつ電子レンジ600wで加熱をしていく。
  9. 容器から取り出し、好きな大きさに切り盛り付ける。

一人分の栄養価(八訂食品成分表による)

エネルギー 199kcal 塩分 0.9g 野菜使用量 70g