
彩りを考えて季節の野菜を準備します。(季節によってはブロッコリーをオクラに代えます) しゃきしゃきレタスでさっぱりとサラダ感覚で味わえ、野菜がたっぷり摂れます。ドレッシングは胡麻の香りと発酵食品のヨーグルト・味噌が加わり食欲の無いときにおすすめです。ささみをシーチキンや焼き豚などに代えると、たんぱく質が手軽に摂れます。
(県民公開講座2021「うどんに合うレシピ」)
2人分
|
ゆでうどん |
2玉 |
卵 |
1個 |
油 |
小さじ1/2 |
きゅうり |
1/2本 |
トマト(中) |
1/2個 |
ブロッコリー |
40g |
レタス |
2枚 |
ささみ |
2本 |
ごまドレッシング |
大さじ3 |
ヨーグルト |
大さじ3 |
味噌 |
小さじ2 |
オリーブオイル |
小さじ1/2 |
すりごま |
小さじ1 |
レモン汁 |
小さじ1.5 |
- 卵は薄焼き卵を作り千切りにします。
- きゅうりを斜め切りにして、千切りにします。
- トマトは薄切りにします。
- ブロッコリーは色よく茹でて食べやすい大きさにします。
- レタスは食べやすい大きさにちぎります。
- ささみはラップに包んでレンジに3分位かけて火を通して、ほぐします。
- ドレッシングの材料を合わせます。
- うどんの上に①~⑥を彩りよくのせて食べるときにドレッシングをかけます。
●一人分の栄養価(七訂食品成分表による)
エネルギー |
473kcal |
たんぱく質 |
24.3g |
炭水化物 |
56.6g |
塩分 |
1.8g |

野菜を炒める前にレンジにかけたり、うどんもレンジで温めてほぐしておくと炒める時間が短くてすみます。
(県民公開講座2021「うどんに合うレシピ」)
2人分
|
ゆでうどん |
2玉 |
豚かた肉 |
120g |
キャベツ |
150g |
人参 |
50g |
もやし |
100g |
ピーマン |
1個 |
ウスターソース |
大さじ1 |
オイスターソース |
小さじ2 |
醤油 |
小さじ1 |
炒め油 |
大さじ1 |
- キャベツは3㎝位のざく切りにします。
- 人参は3㎝位の短冊切りにします。
- もやしはざく切りにします。
- ピーマンは種・へたを除いて立てに7~8㎜幅に切ります。
- 豚肉は一口大に切ります。
- フライパンに油を熱して人参を炒めます。豚肉を加えて火が通って色が変わってきたらキャベツ、もやし、ピーマンを加えて炒めます。
- うどんをほぐしながら加えて炒めます。
- ソースを絡めて味を整えます。
●一人分の栄養価(七訂食品成分表による)
エネルギー |
416kcal |
たんぱく質 |
19.7g |
炭水化物 |
54.6g |
塩分 |
2.3g |
食物繊維やミネラルの多いひじきの煮物を作り置きしましょう。
①ひじきは30分くらい水につけて、十分に戻します。
②途中で汁気が少なくなった場合はだし汁をたします。
③ひじきと大豆の煮物は日持ちするので常備菜として作りおけるし、冷凍保存もできます。2人分を1回分として冷凍して使用すると楽にいろいろな料理に使え、海藻や大豆がとれます。ハンバーグや卵焼きにしたり、野菜と混ぜてサラダにしたり、白あえにしたりできます。
④鶏肉やひき肉を入れるとたんぱく質もとれます。
(県民公開講座2021「うどんに合うレシピ」)
2人分 |
ひじき(乾) |
8g |
大豆水煮 |
30g |
油揚げ |
14g |
にんじん |
14g |
枝豆(さやからだしたもの) |
10g |
ごま油 |
小さじ1/2 |
だし汁 |
80cc |
砂糖 |
小さじ2/3 |
みりん |
小さじ1/2強 |
酒 |
小さじ1/2強 |
濃口醤油 |
大さじ1/2強 |
- ひじきは水で戻してから、水洗いしておく。
- 油揚げは油抜きをして短冊に切る。にんじんは短冊に切る。
- 鍋にごま油を熱し、ひじき、にんじんを炒め、だし汁を加える。大豆水煮、油揚げ、枝豆も入れる。砂糖、みりん、酒、濃口醤油を入れ、蓋をして弱火で汁気がなくなるまで煮る。
●一人分の栄養価(七訂食品成分表による)
エネルギー |
93kcal |
タンパク質 |
5.3g |
炭水化物 |
7.1g |
塩分 |
0.9g |
令和5年度在宅訪問栄養士研修会(第3回の生涯教育研修会)を実施しました。
日時:令和5年11月12日(日) 10:30~16:10
場所:仏生山交流センター
参加者〈午前:58名(会場27名、オンデマンド31名)、午後:46名(会場のみ)〉
〇講演(演題)「生活を支える医療を目指して-栄養士に伝えたい義歯の事・口腔機能の事-」
講師 医療法人社団駿陽花しもむら歯科医院 理事長 下村 隼人 氏
内容:歯の大切なこと、噛むことの大切さ、歯科受診の定期受診が大切なこと、口腔機能についての知識と、今後の方向性についても説明をしていただきました。参加された方の感想では、「現場に持ち帰って、共有したいことばかりでとても参加してよかったです」、「今まで嚥下障害や歯の不調を独立した個別の問題として捉えていましたが、すべて巧妙に連動しているという事が面白く、気付きを得られました」、「もう一度具体的な事例を含めお話を伺いたいと思いました」といった声が聞かれました。

〇講演 (演題)「2025年問題を前に、もう一度「地域包括ケアシステム構築」を整理しよう香川県における地域包括ケアシステムの1例」
講師 香川県地域包括ケアシステム推進委員会 前田 匡史 氏
内容:団塊の世代75歳を迎える2025年問題を目前に控え、「地域包括ケアシステムの構築」について考える機会となりました。また地域包括ケアシステム学会で作成した「通いの場支援マニュアル(食事編)」を通じて多職種連携の強みを紹介していただきました。参加された方の感想では、「在宅訪問には他職種連携が必要で、その中でも管理栄養士の役割(進出)が必須だと痛感した」、「地域包括ケアシステムについてのしくみがわかりました」、「地域包括ケアシステムについてのしくみがわかりました」といった声が聞かれました。

〇演習 (演題) 「香川県地域包括ケアシステムにおける栄養士の役割「通いの場支援マニュアル(食事編)」の活用」
講師 高松協同病院 リハ栄養指導士 岡野 幸代 氏
内容:香川県地域包括ケアシステム学会で作成した「通いの場支援マニュアル(食事編)」を実際に参加者の前で実演し、地域在住者への集団栄養指導のスキルを身につけることを目的に講義があったのち、グループで分かれてそれぞれの意見を話合いました。参加された方の感想では、「前向きな取り組みがよいと思いました」、「具体的な内容でした」、「分かりやすい講演でした。グループで分かれてそれぞれの意見、視点、とても勉強になりました」といった声が聞かれました。

ランチョンセミナー 四国明治株式会社

若い世代の健康づくり事業の一環として、令和6年1月15日(月)に栄養士をめざす短期大学生(2年生)60名を対象に講演「県民の明日の健康を担うあなたへ」、「大学での学びは社会で役立つか」を実施しました。
若い学生に香川の健康づくりの現状と目標を話し、栄養士として実社会で県民から信頼される栄養士になろうと呼びかけ、それには日常の食生活の実践が大事であると資料を使って具体的に話しました。熱心に聞いてくれ質問もしてくれました。
令和6年1月26日(金)に多度津町立多度津幼稚園で食育推進講座を実施しました。
3~5歳の園児を対象に「いたずら魔女のとうせんぼ」というパネルシアターと箸の持ち方の練習、さらに保護者に講話を行いました。
「いたずら魔女のとうせんぼ」を演じている際、サルさんが人参が嫌いで食べられないと言う場面で、子供たちが頑張れコールをして、又食べた時、応援する姿を見て感心しました。
そんな子供たちに関わっている先生たちは、素晴らしいと感じ、園の教育方針が垣間見えたような気がしました。

令和5年度第4回の生涯教育研修会を実施しました。
日時:令和6年2月3日(土) 13:00~16:10
場所:香川短期大学
〇講演(演題)「チーム医療における管理栄養士・栄養士のかかわり
~NST・心不全・褥瘡対策チーム~」
講師 三豊総合病院 栄養管理部 三河 麻里 氏
高松赤十字病院 栄養課 玉置 憲子 氏
香川県立中央病院 栄養部 藤田 優香 氏
NST・心不全・褥瘡対策チームでの一員として病院で活動されている3病院の管理栄養士にチーム内での活動や多職種連携について講演していただきました。それぞれのツールを用いて、栄養評価・介入を行い、管理栄養士としての患者さんへのアプローチの方法が症例を交えてわかりやすく話されていました。チーム内での顔の見える関係づくりを行い、患者さんの栄養管理を行っていることがよく分かりました。また、院内の多職種連携だけでなく、退院を見据えた退院支援チームや介護支援、院外の職種との連携の必要性も再認識することができました。(参加者 会場58名 オンデマンド37名 計95名)

〇講演(演題)「個別指導の効果的な手法について」
講師 岡山県立大学 保健福祉学部 教授 川上 貴代 先生
栄養指導を行う上で、行動に影響を及ぼしている原因の本質を見極め、原因に対する介入計画を考えることが大切である栄養ケアプロセスの基本・流れといったところから、患者の行動変容を促すための手法についてお話しくださいました。間違いを指摘したくなることを抑え、維持トークに対応し、チェンジトークを引き出すといった動機付け面接法(MI)について、積極的傾聴法(繰り返し:オウム返し)にて相手の考えを肯定すること、未来型質問で自分が出来そうな行動を考えてもらうといった手法を用いて、患者の行動変容を促す手助けをできることが分かりました。(参加者 会場56名 オンデマンド37名 計93名)

令和5年度栄養改善学会を開催しました。
各職域から9題の発表を行い、80名に参加いただきました。
各分野の日頃の皆さんの活躍を知ることができ、大変勉強になりました。栄養教育や災害対策・アレルギー・食形態と多岐にわたる内容で、発表者・参加者ともに学びの多い1日になったと思います。発表して下さった会員さんに感謝いたします。有難うございました。


日時:令和5年6月3日(土)9:30~11:30
場所:香川県社会福祉総合センター 7階 大会議室
内容:1 講義「香川県栄養士会における災害支援体制について」
講師:(公社)香川県栄養士会 危機管理委員長 橋本真澄 氏
2 講義「香川県災害時保健活動マニュアル~栄養・食生活支援編~について」
講師:香川県中讃保健福祉事務所 健康福祉課長 岸田伸介 氏
3 講義「大規模災害に備えた対応~初動体制を考える~」
講師:高知県立大学 健康栄養学部給食経営管理研究室 島田郁子 氏
香川県栄養士会における災害支援体制や改定された「香川県災害時保健活動マニュアル~栄養・食生活支援編~」について、共有することができました。
また、島田郁子先生からは、自身の経験を踏まえた災害支援活動の実際や高知県栄養士会の災害支援体制等について御講義いただき、今後の方向性を考える上でたいへん参考になりました。
参加者からも、具体的な講演で、災害支援をどのように進めていくか体系的に教えていただきよかった、他人事でなく、実際の有事に備えて、まずは身近なところから準備してきたいなどの声がありました。
日時:令和5年8月20日(日)10:00~15:00
場所:香川短期大学 1講
内容:1 講義「災害支援への取り組み~今後の体制強化に向けて~」
講師:日本栄養士会専務理事 下浦佳之 氏
2 演習1「災害備蓄食品の紹介・試食」
講師:賛助会員(株式会社 池田商店)
3 演習2「JDA-DAT号(緊急災害支援車両)を利用した災害支援訓練」
講師:日本栄養士会専務理事 下浦佳之 氏
午前中の講義では、JDA-DATの具体的な支援活動や日本栄養士会の体制整備、備え等、具体的に、幅広く教えていただき、香川県栄養士会における今後の方向性を考えるうえで大変参考になりました。また、午後からのJDA-DAT号を利用した実際の訓練は、最新のJDA-DAT号の工夫された装備を見て、参加者からは感嘆の声があがり、今後の支援活動にたいへん役立つものでした。
今回、香川県(危機管理課)や賛助会員から災害備蓄食品を提供していただき、下浦氏からもヒートパックの使い方や備蓄のアレンジも教えていただき、演習1も実りのあるものでした。
アンケート結果から、どの講義・演習についても、とても参考になったとの回答がほとんどで、参加者からは、栄養士会がどのような支援に関わるか役割分担がよく分かった、災害支援のイメージができてよかったなどの声がありました。